日本インターベンショナル
ネフロロジー学会Japanese Society of Interventional Nephrology

ご挨拶

理事長 池田雅人

日本ではインターベンショナルネフロロジーの教科書はもちろん、これを中心に据える学会や研究会はこれまで存在しませんでした。「手術を実施する以上は腎臓内科医も自らを切磋琢磨し最良の技術を提供すべきである。そのためにインターベンショナルネフロロジー研究会の発足と教科書の作成は喫緊の課題である。」そう危惧した我々はインターベンションを実施している全国の腎臓内科医を集い、2013年7月にインターベンショナルネフロロジー研究会を発足し、記念すべき第1回学術集会を東京慈恵会医科大学葛飾医療センターにて開催しました。
以後、2021年7月17日まで学術集会を15回開催してまいりました。この間、日本のインターベンショナルネフロロジーの現況の調査報告、論文公表、関連学会でのシンポジウム企画、講演活動、国内エキスパートによる「実践インターベンショナルネフロロジー」と題する書籍発刊等を行ってまいりました。その結果、インターベンショナルネフロロジーという用語は日本国内でも普及しつつあるかと存じます。
 インターベンショナルネフロロジーという新たな領域をさらに熟成、発展させるべく、インターベンショナルネフロロジー研究会は2021年7月より「日本インターベンショナルネフロロジー学会」と改称することと致しました(UMIN学会ID A02379)。その後2023年3月11日までに第16~18回学術集会を経て、第19回学術集会(大会長:順天堂大学附属練馬病院 腎・高血圧内科 教授 井尾浩章)を2023年10月14日(土曜日)に予定しております。
 「全ての参加者をリスペクトしあう」をモットーに活動を続ける当会にぜひご参加いただき、益々のご支援を賜りますようどうぞ宜しくお願い致します。