Japanese Society of Interventional Nephrology

2024.07.24 第21回日本インターベンショナルネフロロジー学会学術集会

開催期間

2024/10/12 10:00 ~ 2024/10/12 18:00

募集期間

登録受付開始: 2024/07/01 00:00
登録受付締切: 2024/09/16 00:00

概要

第21回日本インターベンショナルネフロロジー学会学術集会演題募集要項(口演のみ受け付けます。)

【演題募集期間】
2024年7月1日~2024年9月15日

【演題内容】

腎領域のあらゆるインターベンション関連領域(診断・治療・管理方法、HDおよびPD関連手技、アクセス管理方法、看護、手術、VAIVT、腎生検、超音波診断などに関連する演題を広く募集します(コメディカルの方を歓迎しています)。

【演題登録方法】

ページ下方の【登録する】から演題登録をお願い致します。登録期間中は何度でも修正できます。

【発表時間】

発表時間は現時点では10分(プレゼンテーション7分+質疑応答3分)を予定していますが、応募演題数により増減する可能性がございます。

【プログラム・抄録集】

プログラム・抄録集は完成次第、HP上に公開します。

【参加費】

左欄【イベント】から参加登録をお済ませください。
※学術集会参加費 施設会員 0円、一般会員医師 5,000円、一般会員コメディカル 2,000円

<抄録例>

(演題名)外来で行う腹膜透析カテーテルの再埋没術
(所属)聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科
(演者名)櫻田 勉,山田将平,小波津香織,村澤 昌,小島茂樹,柴垣有吾

(本文)
【背景】当院では腹膜透析(PD)から血液透析(HD)に移行する際に,カテーテル抜去術の侵襲が高い患者や終末期にPDを希望する患者に対してカテーテルの再埋没術(re-embedded catheter technique:RCT)を入院で行ってきた。しかし,低侵襲手術であることやコロナ禍での入院制限があったことから外来で施行する方針に切り替えた。今回外来で施行した2例のRCT症例を紹介する。
【症例1】80歳代,女性。多発性嚢胞腎による末期腎不全にてPDを導入。約3.5年PD施行したが,残存腎機能低下により内シャント作製し,HDへ完全移行した。終末期には家族がPDを望んでいたが,コロナ禍ということもあり,入院でのRCTに対して消極的であった。しかし、外来手術となることを説明し了承が得られ手術を施行した。少量の局所麻酔で施行し30分の安静後に帰宅となった。術後の経過は良好であった。
【症例2】50歳代,男性。多発性嚢胞腎による末期腎不全にてPDを導入。1.5年の経過中に生体腎移植前の精査にて心筋症による低心機能が認められたため,尿毒症性心筋症を否定するために上腕動脈表在化を行い,HDに完全移行した。移植の予定は既に組まれており,カテーテルは移植時に抜去する方針として外来でRCTを施行した。本症例においても術後の経過は良好であった。
【結語】外来RCTは患者の侵襲が少なく,安全に施行できる新たなPDの離脱方法となりうると考えられた。